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コスメのススメ 第6回

薬膳研究家に聞くキレイの源 その2 食べて美しくなる 2006年5月

いよいよ“薬膳”の実践編です。身近な食材をおいしく食べることで体も心も美しくなり、おまけに食べ物の知識も身につく、いいとこ取りテーマの第2弾。薬膳のプロ・岡本先生が指導してくださいます。


薬膳を上手に取り入れて、体も心もヘルシー&ビューティ
中澤マリリン 前回は薬膳ってどんなものか、中国の古い教えなどを交えてレクチャーしていただきました。
今回は、食材の効能やお料理などを紹介していただきましょう。
堤ジョアンナ もう、ワクワクです。しっかり食べて、しっかりキレイになるための、私にも作れるメニューはありますか?
岡本先生 そりゃあ、たくさんありますよ。もしかしたら、意識しないままによく食べている料理もあるかもしれないね。
中澤マリリン では先生、さっそく教えてくださ〜い!
岡本先生 前回、人間の体は「気」「血」「水」の3つでできているという中国の教えの話をしましたね。このバランスを整えることが、健康の基本なんです。
まず「気」のめぐりをよくするには、大地に温められ、土の養分をたっぷり蓄えた根菜や香味野菜などがいいと言われています。だから、なんとなく疲れやすいときには、根菜の煮物などがいいんだよ。
「血」のめぐりをよくするには、イモ類や豆類のスープや煮物などがいいね。
そして「水」のめぐりをよくするには、貝類や海草、豆腐やキュウリ、セロリ、レタスがいいですね。
中澤マリリン じゃあ「水」のめぐりをよくしたいと思ったときは、サラダをメニューに加えるだけでいいんですか?
岡本先生 簡単に言えばそういうこと。しかし、あくまでも大切なのは栄養バランスだということを基本知識として覚えておいてくださいね。
それから、同じ食材でもできるだけ捨てる部分を減らすことがポイントです。皮や種など食べられるのに捨ててしまっている部分には、じつはたくさんの栄養が詰まっています。また、調理に余分な手をかけないことも薬膳の基本です。
堤ジョアンナ 素材そのものを大切にするのが薬膳の考え方なんですね。手間暇かけるものだと思っていたので、少し意外です。
そろそろ初夏になりますが、これからの季節、おすすめの食材ってありますか?
岡本先生 そうだね。夏は熱をさまし、水分を補給する食材、たとえばトマト、ナス、キュウリ、豆類などがいいと言われています。特に冬瓜(とうがん)は夏の薬膳の王様という別名もあるほど、おすすめの食材ですよ。



いま体が“求めているもの”が、体に本当に“いいもの”
中澤マリリン つるるん世代のお悩みは、肌に関するものが圧倒的に多いんです。アンケートでは、「カサカサしている」「ニキビがひどい」「毛穴の開きが気になる」など、いろいろなご意見があったのですが、これを食べれば美肌になる!みたいなレシピはないでしょうか?
岡本先生 う〜ん。それひとつだけですべてを解決するようなレシピは残念ながらないですね。でも、少しずつ毎日の食事に取り入れて、きれいな肌をめざすレシピはありますよ。
たとえば、私が毎朝食べているハトムギ入りのお粥(レシピ1)は、肌にいいと言われる料理の代表です。ゴマやナッツをトッピングすると、さらにいいね。
また、巷でデトックスという言葉がよく聞かれますね。体の中の毒素を排出することですが、これを自然に行うのがハトムギやアズキだと言われています。アズキのぜんざいなどもいいですね。
堤ジョアンナ 先生おすすめのお粥だったらすぐに作れますね。ハトムギやアズキ、ナッツ、どれも手に入りやすい身近な食材です。
中澤マリリン アズキにそんなパワーがあったなんて!ヨーグルトの次に好きなのが和風スイーツだからうれしいです。
堤ジョアンナ と言っても、糖分過多には注意です、マリリン!
ところで、お肌の次に多かったお悩みが「冷え性」なんです。どんな食材を取り入れたらいいんでしょうか?
岡本先生 夏場に冷え性に悩む人が増えています。気温が上がり薄着になるのに、どこもクーラーが効いていますね。ですから、体を冷やすものを食べすぎるのもよくないのです。適度に体が温まる食材を取り入れたり、火を通して食べるようにするとよいでしょう。まず体を冷やさないことが一番。上着をはおるなどの対策も忘れずにしてください。 冷え性にはニンジン料理(レシピ2)がいいですよ。
中澤マリリン アンケートで次に多かったのは「肩こりがつらい」というお悩みです。
岡本先生 肩こりにはいろいろな原因があるから、一概には言えないんだ。そのひとつ、血流が悪くなっているとすれば、レバーを食べるのがいいですね。他にも目の疲れや姿勢など、さまざまな要因があるから、それを解決することが大切です。
堤ジョアンナ 「ストレスを感じる」っていう人もたくさんいました。ストレスをやわらげるようなメニューはないですか?
岡本先生 現代人には避けて通れない悩みだね。杏仁(アーモンド類)や百合根がいいと言われています。質のよい睡眠へ導くから、リラックスできてストレスから遠ざかるんだね。杏仁は「杏仁豆腐」がよく知られています。百合根は煮物(レシピ3)にして食べるといいですよ。
堤ジョアンナ どれもおいしそう!それに簡単にできますね。“薬膳”は特別なものじゃないっていうことがよくわかるレシピばかりです。
岡本先生 健康に関心をもち、自分の体に気をつけていると、体が何を求めているか自然にわかるようになります。それを食べるのが一番いい“薬膳”なんですね。
中澤マリリン 毎日の食事ってついつい目先のことやグルメ志向に流されがちだけど、自分の体のことを一番わかっているのは自分しかいないってことですよね。ちゃんと体を守れるように、そして体にもっとやさしくなれるようにしなくっちゃって思いました。
堤ジョアンナ みなさん、体を酷使しすぎていませんか?
キレイの源はやっぱり正しい肌のお手入れと、正しい食生活からっていうことでしょうか? まずは旬の食材の勉強からスタートしなくちゃ。
中澤マリリン
堤ジョアンナ
岡本先生、ありがとうございました。
私たち美肌の救世主“つるるんず”で〜す!
中澤マリリン
日夜、和漢つるるんの販促に奮闘。その活力の素は大好きな乳製品。きれいなお肌と健康、そして新発想の販促アイデアのために、今日もヨーグルトを欠かさない。
堤ジョアンナ
和漢つるるん商品開発担当を機に漢方に目覚める。ぴかぴかのツメやかかとをめざし、ただいま“末端美化計画”日々推進中。実はサッカー大好きの秘めた情熱派。
岡本清孝
全日本薬膳食医情報協会 理事長、北京中医薬大学日本校 薬膳専科講師、国際中医師(中国・国家中医薬管理局認定)。薬膳の研究を極めて25年。毎朝のハトムギ入りお粥が健康とダンディの秘訣です。
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毎日のキレイは、自分の体にやさしくなることから始まる

バックナンバー 2006年 4月:第5回「薬膳研究家に聞くキレイの源 その1 元気な体になる」
2006年 2月:第4回「もっとキレイに!ポイントメイクのコツ」
2006年 1月:第3回「いまどきのベースメイク事情」
2005年12月:第2回「スキンケアって どうしてる?」
2005年11月:第1回「クレンジング&洗顔 どうしてる?」

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