interview

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商品作りのこだわり

品質、そして
繊細で上質な
デザインへの
こだわり。

sesseion 01

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フェースアップパウダーに
込めた思い

研究者 | メイクアップ研究所 中島 千絵

ミラノコレクション 
フェースアップパウダーの長所を
教えてください。

まずはなんといっても仕上がりの美しさです!
まるで1枚のヴェールを纏ったような上質な化粧膜で、美しい肌を演出します。気持ちの良いさらさらの感触で、厚ぼったくならずに気になる部分を絶妙にカバーするところもポイントですね。つるんとした“陶器肌”のような、別格の仕上がりをかなえてくれることが特徴だと思っています。

パウダーの処方に
何かヒミツはありますか?

ミラノコレクションの処方は、粉体ひとつひとつの特徴を見極め、その原料が持つ「いい面」が全面に出るように考えられた設計になっています。
たとえば当社の通常のパウダーは球状の粒子を配合することでなめらかな感触にしていますが、丸いためにコロコロと転がってしまい肌の上に残りづらく、カバー力が出づらくなるところがあります。そこでミラノコレクションでは板状の粒子を多く配合し、ピタピタッとのびて離れにくくさせています。机にトランプを撒くと吸い付いたようになかなか離れませんよね?そんなイメージに近いと思います。こうした板状粒子の特徴や、そもそものなめらかさを最大限に活かし、素材そのものの良さを引き出しているのがミラノコレクションならではの粉体技術です。

年に一度の数量限定発売だから
できていることは?

毎年変わる打型のレリーフの模様ですね。細かくていねいに手彫りされていて時間も手間もかけて繊細に仕上げることができるのは、やはり年に一度、数量限定のミラノコレクションだからだと思っています。
ミラノコレクションのように金皿が大きく、なおかつ繊細な模様が描かれていると、通常は中身のパウダーを充填する時に細かい空気が入ってしまい品質低下につながることがあります。
そうならないようプレスの仕方を工夫し、感触やパフへの取りやすさなど品質の高さをしっかりと保ちながら仕上げています。年々生産数量が増えているのはうれしいことなのですが、実はたくさん製造するのはなかなか大変なことなのです。

ミラノコレクションのどこに
「匠の技」を感じていますか?

仕上がりの美しさ、感触やパフへの取れ方、強度などの品質をどれも損なうことなく両立できているバランスの素晴らしさ、そして容器とパウダー表面の繊細なレリーフです。それだけに、初めて処方を見た時はそのシンプルさに非常に驚いてしまって。粉体の構成も奇跡的ですし、ひとつひとつの良さが引き立っていてこれぞ匠の技だと思います。
オムレツに例えるとすると、材料自体は卵、バター、ミルクとどれもシンプルですよね。けれど良い素材を選び、火の通し方など匠の技を効かせれば、口の中にうまみが広がるふんわりとした食感のおいしいオムレツが出来上がります。ミラノコレクションの美しい仕上がりも、素材と技がおりなす賜物なんです。

ミラノコレクションは多くのお客様に長年愛されています。今の良さを守りつつ、さらなる進化をめざしていきたいと思います。最後に、ミラノコレクションは見た目、中身、香り、すべてにこだわって作られています。このような他にはない世界観に浸りながら、日々のお化粧をぜひ楽しんでいただきたいです。

face-up powder フェースアップパウダー

face-up powder フェースアップパウダー

face-up powder フェースアップパウダー

sesseion 02

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オードパルファムに
込めた思い

研究者 | 香料開発研究所 石川 夏与

ミラノコレクション 
オードパルファムの特徴を
教えてください。

ミラノコレクションのオードパルファムは、日本の女性にとって使いやすいもの、つけて心地よいと感じるもの、つけて出かけたいと思えるものを基準に開発されています。市場に出回っているオードパルファムは欧米向けの香りが多いのですが、欧米では香水も自分を表現する“メイク”として浸透しているので、香りも花やムスク、オークなどしっかり重めの華やかな香りが多い傾向にあります。ですが日本だとほのかにふわっと香るものが好まれるので、ベースは嫌みがなく香る「フローラル・フルーティ」にしています。香りの調査は定期的に行っていますが、やはりバンッと主張しすぎるよりもフローラル・フルーティのような優しい香りが日本人に愛される傾向が続いています。
ファッションと同じように香りにもトレンドがあるので、この王道の香りにトレンドを少し取り入れるのがコレクションの個性となっています。

香りの調合をするにあたって
苦労したところはどこですか?

ベースの香りにトレンドを取り入れたりする時のさじ加減がとても難しいですね。少しずつ加えるのが大切で、例えば2019年のトレンドは“グルマン調、お菓子のような、ジャムのような甘酸っぱさ”なのですが、それをそのまま取り入れると重くてゴージャスになりすぎてしまう。軽やかな香りが多いミラノコレクションでは、ただ足すだけだと日本人に合わないものになってしまうんです。なのでトレンドはワンポイントで隠し味程度に調整しています。基本、香りの大きな骨格作りは自社の香水作りの知見や世界の香水を参考にテンプレート化していて、そこからフローラルやムスクの割合を変えて加減しています。とはいえ調査をしてみるとやはり元の骨格となるフローラル・フルーティが好まれる結果になるので、香水に不慣れな方にも使えるよう、絶妙なさじ加減を大切にして誰からも愛される香りにしています。

年に一度の数量限定発売だから
できていることは?

毎年の香りに合わせて天然精油を配合することにこだわっています。やはりつけた時にふくよかさが生まれるので香りも上質になりますからね。天然精油は高価なだけでなく手間がかかることもあって、例えばアイリス(あやめ)は3年育てて大きく増やした根を掘り取り、8年間も熟成させてから使っています。それに、その年の気候によっては使う植物が不作だったりと扱いも難しいのですが、とにかく丹念な作業を行い手をかけていて、いまやミラノコレクションになくてはならない要素のひとつになっています。そんなこだわりから、実は全国へ香りを探す旅にも出ています。今年のコレクションに配合されているフェイチャン・ピーチは、日本に1本しかない桃の木があるという情報を聞きつけ、山口県に行って共同開発の依頼をしました。他にもユズを求めて徳島へ、お茶の花を求めて狭山や雲南省へ行ったり。農家を訪ねると、農作物として育てているものではない部分を使いたいという話をするので、驚かれることもしばしばです(笑)

イメージをどのようにして
香りで表現しているのですか?

日頃から絵画や女優さんを見た時に、どんな香りがしそうかイメージトレーニングをしています。例えば“遊園地”の絵ひとつとってみても、人によって描く絵はさまざまですよね。なので、イメージを香りで表すのは長年の経験によるものかもしれません。香り作りは絵画や音楽と似ていて、イメージだけでなく正確に香りを表現するための技術も必要です。ですから調香技術については先輩から学んで磨いていくしかないですね。感性も技術も必要とされるミラノコレクションの香りをとても楽しみながら開発しているので、これからもみなさんにちょっと驚いていただけるような面白い植物素材を見つけていきたいです。そしていつかは世界中の人が知っているコレクションにできたらうれしいですね。

eau de parfum オードパルファム

eau de parfum オードパルファム

eau de parfum オードパルファム

sesseion 03

sesseion 03

sesseion 03

レリーフに込めた思い

デザインのポイントと、
それを再現する技術とは?

プレミアム感あふれるコンパクトのデザインは、その年の出来事や流れに合わせて「気品」「絆」などのテーマを決め、毎年デザイン画を起こしています。初代はビーナスの誕生をあらわす「水の女神」、2010年からは、愛らしい「天使」や「花」がモチーフになっています。
2019年のテーマは「純真の天使」。レリーフは純真を感じられるよう、優しく、穏やかな、相手を思いやる心清らかな表情の天使をイメージしてデザイン開発しました。あふれるような優しさを表現するにあたって表情の細部にまでこだわり、繊細な彫刻によって試行錯誤を重ねています。

2019年の天使のデザイン画

2019年の天使のデザイン画

2019年の天使のデザイン画

そしてパウダー表面にも同じレリーフを刻むのは、コンパクト以上に至難の技。 指で触れたときのベルベットのようなやわらかさ、肌にすべらせたときのなめらかな上質感は保ちながら、割れたりくずれたりしないよう、きちんと固めるには、高度な技術が求められます。 
こうして、ひとつひとつの工程を大切にしながら、美術品のように丁寧につくられていくのです。

history コレクションの軌跡

history コレクションの軌跡

history コレクションの軌跡

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