‘粉’にかけるこだわり
コフレドールは、 行きついたのはファンデーションの土台となり、 ここでは
ブランドのアイデンティティともいえる
ファンデーションの価値を見つめ直しました。
品質の差を決定づける‘粉’そのもの。
‘粉’技術を軸に、ちょっぴりマニアックで、
そしてとっておきの‘粉’知識をご紹介いたします。
そもそも
なにからできている?
リクイドファンデーションは、保湿やUVカットなどの機能を持つ水と油の基剤に、肌の色や仕上がりに変化をつける‘粉’を混ぜ合わせることで完成します。パウダーに比べ、リクイドの全体量における‘粉’の占める割合は低いですが、カバー力や仕上がりの美しさを生むのはやはり‘粉’であり、リクイドを語る上で‘粉’は必須のファクターとなっています。さらに近年‘粉’そのものの進化によって、カバー力がありながらも厚塗り感のないナチュラルな仕上がりが実現しています。
「均一で凹凸のない化粧膜」こそが、
コフレドールのリクイド基本品質
リクイドを開発する上で研究員の誰もがこだわっている基本品質が「均一で凹凸のない化粧膜」。 コフレドールのリクイドでは、つるんとしたツヤのある美しい一枚膜をつくることで、「感触のよさ」、「カバー力」、「くずれにくさ」などを実現しています。リクイドは「自然なのに高いカバー力」や「夏でも絶対にくずれない」など様々なニーズがありますが、コフレドールではまず第一に「均一で凹凸のない化粧膜」がなければこれらは叶えられないと考えています。この基本品質こそが、上質なリクイドファンデーションの大前提なのです。
「均一で凹凸のない化粧膜」を叶えるための
リクイドならではの“粉ごしらえ”=“粉マッチング”
水と油そして‘粉’がリクイドを構成する3つの要素です。‘粉’が大部分を占めるパウダーファンデーションとは違い、水と油に異質の存在である‘粉’をいかにうまく配合していくかがリクイドづくりでの最も重要なポイント。これこそがリクイドならではの“粉ごしらえ”であり、“粉マッチング”と言います。“粉マッチング”は、以下の3つのステップからなります。
パートナーとなる‘粉’を選ぶ
リクイドには主に肌の色を作る「着色顔料」と、仕上がりにアクセントをつける「特徴粉体」の2種類の‘粉’を使用します。(図①)それぞれの‘粉’に“粉ごしらえ(事前処理)”を行うことで、肌の仕上がりに変化をつけていきます。油剤や水分との相性を考えながら、求める品質に応じてベストな‘粉’を選定するのが「粉選び」です。
‘粉’との相性を見極める
続いて‘粉’との相性を見極めるために行なうのが「粉合わせ」。油剤や水分との相性によって、‘粉’の分散性や発色、さらには仕上がりや感触にも大きな差が出てきます。(図②)
絶妙なバランスを見極める
同じ成分でも‘粉’を攪拌(かくはん)する(図③)強さや時間、配合するタイミングといった‘粉’を混ぜる工程のほんの少しの差により、リクイドの仕上がりや感触は大きく変わります。均一で美しい化粧膜を叶える条件は非常に限られているため、この「粉混ぜ」で念入りに条件を検討し、その絶妙なバランスを見つけていきます。